【お迎え当日】セキセイインコの雛を死なせない!最初の24時間で絶対にやるべき3つのこと

1.     はじめに

まずは、セキセイインコの雛さんのお迎えおめでとうございます!しっかり勉強をしてお迎えした飼い主さんも運命的な出会いをして急遽お迎えした飼い主さんもいらっしゃるかと思います!しっかり勉強をしてお迎えした場合でも、実際に飼育し始めると想定外のことが起こることもあります。

お迎えしたばかりで、カゴの中で震えていませんか?餌は食べてくれていますか?カゴに入れずに触り続けたりしていませんか?

飼い主さんにとってお迎え当日は期待と不安が入り混じって緊張感が高まっていることと思います。しかしながら、雛にとってもお迎え当日は生活環境が大きく変わるため、言わば「命がけの引越し」なのです。

この記事を読んでいただければ、今夜絶対にやるべきことがおわかりいただけるようになっています。是非最後までお付き合いください!

 

3つのこと】今すぐこれだけ確認して!

お迎えした雛さんの命に直結する大事なことが3つあります。以下の3つを確認して実践していただくことで、体調不良などのトラブル無く過ごせる可能性がグッと上がります。

 

【保温】 温度を30℃に保つ

セキセイインコの雛をお迎えした場合、最も重要なことは保温です!我々人間にとっては、冬から春になると暖かく感じるかと思いますが、春の夜はまだまだ冷えます。一般的に、セキセイインコの雛は2831℃にすると良いとされていますので、室内が暖かく感じたとしても、必ず30℃を目安に保温してあげましょう。

 

【食事】 餌を40度にする

セキセイインコの雛は、日齢によって異なりますが1日に3回以上挿し餌をする必要があります。水分量を調節して、雛が食べやすいような柔らかさにして与えます。挿し餌の温度は40℃が目安となり、冷めたら温め直して与える必要があります。雛は冷めてしまった餌は食べてくれません。もし冷めた餌を食べてくれたとしても、消化不良を起こす可能性がありますので、必ず温め直すか作り直してください。

 

【安静】 触るのを我慢して寝かせる

セキセイインコの雛は、触ると楽しそうにしてくれるかもしれません。しかしながら、触り過ぎてはいけません!雛さんは、楽しそうにしてくれていても、疲れて免疫力が落ちてしまいます。挿し餌の時に触る程度で、その他の時間はそっとして寝かせるようにしましょう。

 

2. 【最優先】温度管理は「30℃」が命綱

春の落とし穴:

春の室温は我々人間にとっては暖かく感じても、羽が生え揃っていない雛さんにとっては冬と同じです!人間の感覚で温度管理をするのではなく、温度計で「30℃」という数字を確認して温度管理をするようにしてください。

 

具体的な対策:

プラケースや水槽(カゴより密閉できるもの)に入れてあげましょう。密閉できるものに入れてあげることで、その空間内の温度を保ちやすくなります。

ペットヒーターとサーモスタットを使い、30℃をキープします。必ず温度計も設置して、30℃になっていることを確認しましょう。

 

湯たんぽやカイロで代用する場合は、温度の調整が難しくなるため注意が必要です。セキセイインコは、32℃以上になると熱中症を引き起こす可能性があります。そのため、温度計で30℃になっていることを確認する必要があります。また、湯たんぽやカイロは、保温効果が徐々に落ちてきてしまいます。ペットヒーターが用意出来ず、湯たんぽやカイロで代用する場合は、こまめに温度計を確認するようにしましょう。

 

3. 【食事】「食べない」ときのチェックリスト

環境の変化:

お迎えしてすぐの雛さんが餌を食べてくれないことは多々あります。雛さんにとってのお迎え当日は、大きな環境の変化を伴う「命がけの引越し」です。慌てずにじっくり進めていきましょう!

 

挿し餌のコツ:

挿し餌の温度を確認しましょう。目安は40℃です。雛さんは冷めた餌は食べません。また、今まで食べていた餌が変わってしまうと警戒してしまう可能性があります。必ずお迎えしたショップさんやブリーダーさんと同じ餌を用意して与えるようにしてください。

 

どうしても食べない時:

挿し餌を食べてくれない時はまずは環境を見直してみましょう。周りの人間や音などが気になってしまい落ち着けない可能性があります。また、環境温度が足りないと食べてくれないことがありますので温度の確認をしましょう。

それでも食べてくれない時は、無理に口を開けさせず、少し暗くして休ませてあげましょう。その後、落ち着いたら少量頻回でまた試してみてください。

 

4. 【接し方】今日は「構いたい」を我慢する

最大のNG

お迎え当日の最大のNG行為は、可愛いからと言って家族全員で交代で触ることです!これをしてしまいますと、怖がらせてストレスを与えてしまったり、楽しすぎて疲れさせてしまったりと、良いことはありません!

 

正しい過ごし方:

最初の24時間の基本的は過ごし方は「眺めるだけ」にすることです。挿し餌の時以外はそっとしてあげましょう。

また、セキセイインコのような小型の鳥さんは、被捕食動物であるため、落ち着かない場所で生活することは大きなストレスを与えることになります。テレビの横やドアの近くなど、うるさい場所を避けるようにしましょう。

 

5. 【緊急事態】お迎えした鳥さんにこんな症状が見られた時はすぐに病院へ!

・目を閉じて膨らみっぱなし。

寒がっている可能性があります。また、体調不良により体温の維持が出来なくなったり、痛みや不快感によって膨らんでいる可能性もあります。30℃に保温しているにもかかわらず目を閉じて膨らんでいる場合は動物病院で診てもらう必要があるかもしれません。

 

・下痢をしている。

保温が足りていない、挿し餌の与え過ぎや温度不足による消化不良を起こしている、何らかの感染症が発症している、などの可能性があります。雛さんの下痢は様子を見ているうちに悪化する可能性があります。動物病院で診てもらいましょう。

 

・呼吸に合わせてお尻が動いている。

呼吸に合わせてお尻が動いている場合、呼吸が荒くなっている可能性があります。さらに、本来ほぼ聞こえないはずの雛さんの呼吸音が「チッチッ」や「プチプチ」などと聞こえる場合は、何らかの病気の可能性があります。すぐに動物病院で診てもらうことをおすすめします。

 

・動物病院

鳥さんを診てくれる動物病院は決して多くありません。お家の近くで鳥さんを診てくれる動物病院を事前に探しておくようにしましょう!

 

6. まとめ

・雛さんのお迎え当日は、「保温」、「食事」、「安静」がポイント。

・飼育環境を30℃に保温する。必要に応じてプラケースや水槽を使う。

・挿し餌は40℃にする。冷めた挿し餌は絶対に与えない。

・構ったりせずに挿し餌の時間以外は休ませる。

・膨らみっぱなし、下痢、異常な呼吸、などの症状が見られたら鳥さんを診てくれる動物病院へ。

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